薬、もう飲んだっけ?二重に飲まないための方法

薬を二重に飲まないためには、記憶に頼らず「確かめられるもの」を用意することです。ピルケース、曜日入りのシート、または飲んだその場で書く服薬記録。毎回飲む前に確認し、それでもわからなければ推測せず薬剤師に相談しましょう。

「たぶん飲んだ」では足りない理由

毎日の薬は、毎日同じ場所での同じ小さな動作です。ある朝と前の朝はとてもよく似ていて、「飲んだ覚えがある」のが今日なのか昨日なのか区別しにくくなります。

本当の問題は推測することです。「飲んでいない」と推測すれば二重に飲むかもしれず、「飲んだ」と推測すれば飲み忘れるかもしれません。以下の方法はどれも同じ考え方で、覚えておく代わりに「見て確かめるもの」を用意します。

飲んだかどうかわからないときは、念のためにもう1回飲むことはしないでください。添付文書を確認するか、その薬についてどうすればよいか薬剤師や医師に相談しましょう。このページの内容もEasyRoutineも、医療上の助言ではありません。

アプリなしでできる確認方法

  • ピルケース:1日ごと(または朝と夜ごと)に仕切りがあるもの。仕切りが空なら、その回は飲んだということです。MedlinePlusも、薬を整理する方法の一つとしてピルケースを挙げています。安全な詰め方はピルケースとの比較にまとめています。
  • 曜日入りのシート:錠剤ごとに曜日が印刷された包装もあります。「次の1錠」ではなく必ず今日の分を押し出せば、今日の欄が空いていることで飲んだとわかります。
  • 箱を裏返す、または飲んだら別の場所に移し、夜に戻す。お金はかかりませんが、ほかの人が箱に触らない場合にしか使えません。
  • 冷蔵庫に貼るリストに、飲むたびにチェックを入れる。MedlinePlusは、飲んでいる薬をすべて書いたリストを持っておくことも勧めています。受診のときにも役立ちます。
  • 服用方法を書いてもらう:薬ごとに、いつ飲むか、飲んだかわからないときどうするかを薬剤師に書いてもらいましょう。薬のそばに置いておけば、必要なときにすぐ確認できます。

どの方法にも弱点があります。錠剤がなくなったことはわかっても、いつ飲んだかはわかりません。時刻が必要なときや、日によって飲む薬が違うときは、記録が役に立ちます。

服薬記録:飲んだその場で書く

記録には1回ごとの服用が時刻付きで残るので、確認することは「今日の分は記録されているか」だけになります。EasyRoutineではお薬というルーティンを作り、薬ごとに箱の名前でアクティビティを1つずつ追加します。「全部の薬」で1つにせず薬ごとに分ければ、飲んでいない薬が目立ちます。

記録が役に立つのは、水の入ったコップを持ったまま記録したときだけです。

  • カレンダーの今日で記録をタップし、薬を選んで保存します。現在の時刻で記録され、まとめて飲む薬は一度に選べます。
  • または、アクティビティに写真があれば、無料の写真スキャンで箱にカメラを向けます。その場で記録されます。見た目の似た箱は手動で記録するほうが確実です。

記録されるのは、飲んだことと時刻、それに任意のコメントです。量や用量は記録しません。「指示どおり半錠」などを残したいときはコメントに書きましょう。

EasyRoutineのお薬ルーティンの日表示:08:00の錠剤は時刻付きの色付きカードで記録済み、20:00の錠剤と目薬はまだ薄い予定として表示
色付きは記録済み、薄い表示はまだ

飲む前に毎回確認する

確認することを習慣にしましょう。飲む前に、カレンダーで今日を開きます。

  • その薬の色付きの表示:記録済みで、時刻もわかります。
  • 薄い表示:予定はあるがまだ記録されていない(予定の表示にはプレミアムが必要です。下記参照)。
  • 何もない:今日の記録はありません。

週1回の薬は、週表示か月表示に切り替えて最後の記録を探します。カレンダーの表示については使い方をご覧ください。

記録は、記録した分しか役に立ちません。何も記録していなければ、アプリにわかるのは「記録していない」ことだけで、飲んだかどうかはわかりません。そのときこそ推測せず、添付文書を見るか薬剤師に相談するタイミングです。

服用の予定と通知(プレミアム)

プレミアムなら、プランタブで薬ごとに曜日と服用時刻を設定できます。1日2回の薬でも、アクティビティは薬1つにつき1つです。予定した服用は記録するまでカレンダーに薄く表示されるので、「済み」と「まだ」がひと目でわかり、服用時刻に通知を出すこともできます。通知はあくまで合図で、あとで「飲んだ」と教えてくれるのは記録です。過去の日に残った薄い表示は、記録されなかった服用です。詳しくはスケジュールのページをご覧ください。

EasyRoutineのお薬ルーティンの週表示:記録済みの服用は色付き、予定だけでまだ記録されていない服用は薄く表示
記録済みとまだの服用が並ぶ1週間

二重服用につながりやすい失敗

  • あとで記録する:「朝食のあとで書こう」がすき間の始まりです。薬を片付ける前に、記録する、チェックする、箱を裏返すのいずれかを済ませましょう。
  • 2人で1つの薬を扱う:家族が薬を手渡すことがあるなら、誰が記録するかを決めておきましょう。ほかの人の薬を管理しているなら、介護する人向けのガイドをご覧ください。
  • いつもと違う日:旅行、夜更かし、包装の大きさが変わった日は、二重に飲みやすい日です。特に念入りに確認しましょう。
  • 記録の直し方を間違える:間違えて記録したら削除します。飲んだのに記録し忘れたら、実際の時刻であとから追加して、記録を正しく保ちましょう。

よくある質問

薬を二重に飲んだかもしれないときはどうすればいいですか?

薬剤師、主治医、またはお住まいの地域の相談窓口に連絡し、どの薬をいつ飲んだかを伝えてください。箱や添付文書を手元に用意しましょう。具合が悪いときは、すぐに助けを求めてください。

時差のある旅行中、二重服用を防ぐにはどうすればいいですか?

出発前に、新しい時間帯でそれぞれの薬をいつ飲むか薬剤師か医師に確認しましょう。アプリはその計算をしてくれません。旅行中は飲んだらすぐに記録し、次に飲む前には日数で数えるのではなく、最後に記録した服用の時刻を確認します。

EasyRoutineは、飲んでいいかどうかを教えてくれますか?

いいえ。わかるのは、記録した内容と時刻だけです。薬、用量、飲み合わせについては何も知らないので、そうした質問は薬剤師や医師にしてください。

二重服用を防ぐのにプレミアムは必要ですか?

いいえ。服用ごとの記録とカレンダーでの確認は無料です。プレミアムでは、記録するまで薄く表示される服用の予定と、その時刻の通知が加わります。

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